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配布スタイルあれこれ

これからMMD関連データの配布をしてみようか興味が出てきたけど、
配布の仕方にはいろいろあるみたい?
でもよく分からない…

と言ってるのを見て、最近見かける配布スタイルについて分類してみようかなと。
※あくまで私の主観で書くので、偏った見方であることを承知して読んでね!
(10/21 ちょっと加筆。加筆部分はこの色)


データを置いておくアップローダーにもいろいろあるけど、
MMD関連なら機能も多様で使いやすいbowlrollを使う人が増えていると思う。
私も使わせてもらっている。おすすめ。



思いついたものをおおまかに公開範囲が広い方から順に書いてみる。

1:一般配布(パス無し)
配布動画・配布静画の投コメに、DL場所のURLを書いておく。
bowlrollでキーワード検索して引っかかった場合などにもそのままDLできる。
最も多くの人にDLされる。

2:一般配布(簡単なパスあり)
配布動画・静画の番号や、配布先アドレスの横にパスワードそのものが書いてある場合など。
多くの人にDLされやすい。

3:一般配布(ジャンルやキャラを知っていないと解けないパスワード)
ジャンル外の人にDLされる可能性がぐっと減る。
難しすぎるとジャンル内の人でも敬遠し始めるので、DLする人を絞りたい場合に難解パスが設定されてるかな

4:ニコニコのコミュで配布(コミュ参加は自動承認)
自動承認であっても、一般配布よりは敷居が高くなる。

5:ニコニコのコミュで配布(コミュ参加は手動承認)
主に、日本語話者に限定して配布したい場合に選ばれているかな。
日本語で挨拶できれば承認する、
コミュのトップに書いた文を読んで必要事項を答えられれば承認する(簡単なクイズがあったり、MMDで活動していることが分かるようにマイリストなどを教えるのが条件だったり、承認条件はいろいろ)
挨拶程度のやり取りとはいえ、日本語が読めるかどうかなど判断できるのでトラブルにつながる確率は減るはず。
しかし申請がないか定期的にチェックする手間がかかる。
また、日本語は話せるはずなのに簡単な条件に答えられない人に多く接する場合があったりして
SAN値が削られるようだ。
手間がかかるだけに、万一、コミュに入れた人が規約違反やモデル流出などを起こした場合にはダメージが倍増。

6:Twitterで配布(フォローしていない人でも誰でもDL可能)
リストなどを介さず、RTされていった先でも誰でもDL可能。
配布静画などを作るほどでもない、ちょっとおすそ分けできればいいかな~ってときに行う…かも?

7:Twitterで配布(リスト配布)
フォローしていない人でも声をかけられればリストに追加する場合がほとんど。
(リスト配布のやりかた:Twitterで公開リストを作る。DL場所のURLやパスはprivatterに書いて、リスト限定公開にする。リストの説明文にprivatterの記事のURLを書いておく。アップローダーにはbowlrollを使って、privatterの記事のURLからしか飛んでこられない設定にするのが最も外部から見えてしまう確率が低いとの話。)
日本語が使えるかどうかは判別できる。
テストモデルの配布でもよく見かけるタイプ。

8:Twitterで配布(フォロワーのみに配布)
9:Twitterで配布(相互フォロワーのみに配布)
こちらもテストモデルの配布でよく見かける気がするけど、その後一般配布するつもりがない場合もあるだろう。
8,9どちらも、privatterの記事に配布場所URLを書いて、privatterの方で公開範囲を設定する。

10:ニコニコやTwitter以外の場所で配布
pixivやyoutube、dAなどで配布している場合もある。
ニコニコで配布タグを頼りに探すか、TwitterでMMDer同士繋がっていて配布を知る場合が多いので、
それ以外の場所での配布は目に触れにくいかな。
誰かが気がついてツイートするとそこから広まったりするw
海外勢はyoutubeやdAを使ってる人が多いらしい?

11:知り合いに渡す
やり取りのある相手の中で興味の有りそうな人にそっと渡す。
DL数はそりゃ少なくなるけど、DL数に対する使われる数の比率はたぶん一番高い。
動画を作ってくれると話がまとまって渡すとか、動画静画に必ず使うって条件を飲んだ人に渡すってこともある。
気心の知れた人だけ選んで渡すので、渡した相手との間でのトラブルは起きにくい。
ただし、人気モデルの場合にはやっかまれてなんやかや言われる可能性はなきにもあらず。

12:人に渡さない
他の人が使っている様子を見られる可能性がゼロな代わり、何かトラブルに遭う可能性もゼロ。
(版権者からのクレーム等の可能性を除くと)

13:メール配布
昨夜思いつかなかったけど、SNSやアップローダーを介さずに、メールに直接データを添付して配布する場合もある。
これもだいぶ敷居が高いタイプだけど、DL数に対する使われたのを見られる数の比率は大きいんだろうな。





DLするのに手間がかかるほどDL数は減る。
DL数が減れば使われた様子を見られる可能性も減る。
その代わり、トラブルには遭いにくくなる。

ジャンルをまたいだMMDオールスター動画に使われるのを見てみたい願望がある場合には
1か2の方法にしておかないとほぼ無理だと思う。

これから新しくジャンルを興したいという場合にも、1か2の方法でモデルを配布するのが合ってると思われる。
そのジャンルの主要キャラ・人気キャラで、原作でもある程度以上関わりのあるキャラのモデル2体以上が配布されないとジャンルは流行らない、なんて聞いたことある。




MMDモデルについていうなら、動画の再生などと同様、ジャンルによってDLされる数はかなり違う。
でもどのジャンルでもだいたい、DLされた数に対して使われたのを見られる数の割合は高くて数%と思っておくと良いかもしれない。
放流した稚魚がおとなになって戻ってくる確率とだいたい同じかとw
DLされたけど解凍もされない場合も多いし、ローカルでは見るが動画や静画にはしない場合も多い。




DLする側の都合として、できるだけ簡単にDL出来たほうが楽なので
パス無し一般配布をすると妙に持ち上げられたりする。
でもどんな配布方法をしても、配布しなくてもデータ作成者の自由だと私は思う。
他の人に自分の作品を見せたい!とか使われた動画や静画を見たい!って欲求と、
見たくないものがあるかどうかなどを合わせて考えて、自分に合ったことをすればいいと思う。

配布に向く性格と向かない性格がある。
自分は配布に向かないと思ったら無理をしないことを薦める。
無理するとMMDに関わること自体が嫌になっちゃうので。

いろいろな配布データのお世話になっているいちユーザとしては配布する人が増えるほうが嬉しい!
でも、よく分からないまま一般配布したらその人には合わなくて、うんざりしちゃって引退…
ってなったら悲しい…。
「一度配布したら嫌になっても回収は不可能なので、迷ったら配布しないほうがいい」
って言われて、全くだ!と思ったのをよく覚えてる。
配布する/しないだけじゃなくて配布方法でも、迷ったら公開範囲が狭い方から試すといいかも。



配布するときっといいことがある!
自分では思いもよらない面白い使い方をしてもらったり、自分には撮れないようなものを撮ってもらったりするととても嬉しい。
配布自体を喜ばれることが嬉しいということもあるだろう。

でも、配布すると嫌なことにも遭遇するかもしれない。
思いもよらないショックをうけるような使い方をされることもまあ割とあるんじゃなかろうか。

たくさん使われたいけど嫌な目には全く遭いたくないって理想は実現不能だろうから、
各自、自分に合うやりかたを早めに見つけられるといいよな!
どうしても悩むだろうけど!



ネガティブにいろいろ考える人間が書いた文なので、
配布するときにはそんな色々考えてるのかって思われるかもしれないけど、
こういうのが「配布に向かない」の典型なんだと思うよ!w
なので、あんまり小難しく考えないで、ポンと配布してみても大丈夫な人は大丈夫!!

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