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MMDゆるゆる講座 2時間目

1時間目のまとめをうっかり途中で消しちゃってげんなりなので、
先に2時間目のまとめを書いちゃいます(ヽ'ω`)


MMDゆるゆる講座 2時間目 「Aviutlについて」 帽子屋さん

当日使用されたテキスト資料をニコニコ静画に上げて下さってます。

Aviutlについての解説や、スクリプトの作者さんのマイリストなどがまとめられていて分かりやすいです。

上の資料の3枚目の部分から

【初歩的な使い方】
・音合せ……「歌ってみた」の音源を借りる場合に必要になることが多い。
        MMD内でモーションやカメラをずらして対応もできるが、
        Aviutlで開始位置など合わせることができる。


・MMDでシーンごとに出力した動画をつなげる
    同じ位置にモデルを重ねて配置すると、片方を非表示にしていても
    服などが暴れる。
これは、モデル同士の剛体が干渉しあうから
     →通常はMMD内でモーションをずらした上でカメラつけなどをするが、
      固定カメラの場合などはAviUtlで開始位置を合わせることもできる

       ただしこれはPCのスペックによっては厳しい
      (ステージはひとつでモデル同士の位置をずらしておき、
       モデルを切り替える瞬間にステージを移動させるのも良いと思う)


・字幕やクレジットなどの文字入れ


【少し発展した使い方】
・フィルタをかけてみよう
  1:質感を変える(色調補正など)
  2:アニメーション効果(「カメラが震える」「ブラウン管テレビが消える感じ」など)

・コモンズなどの動画素材・静画素材を重ねてみよう


【実際にAviutlの画面を見ながら・導入】
まず拡張編集画面の上を右クリック

新規プロフェクトを作成
 サイズなどはMMDから出力したAviに合わせる

音声読み込み 
 レイヤー上にD&Dが簡単。
 読み込むとこんな画面が出る
WS000042.jpg
 私が先日お借りしたコモンズのwavファイルを読み込んでみたところ。
 この画面で開始位置や再生速度など色々設定できる。
 右上の+をクリックすると、音量フェードの設定なども可能。

・拡張編集のレイヤーは100まである。帽子屋さんは多くて20位使うそうです

読み込んだ動画オブジェクトは、ただつなぐだけなら同じレイヤーに並べてもいいが
レイヤーを分けておいたほうがフィルターをかけるときなどに便利。
 レイヤー1に音声、2に動画、3に文字、4にフィルタ、という分け方をしても良いが
 一つのレイヤーに10~30Fは動画、50~90Fには文字、
 というような使い方をしても問題ない。

・拡張編集のタイムラインの幅は、左上のしましまを触ると調節できる
WS000044.jpg

・拡張編集のレイヤーは、Photoshopなどの画像編集ソフトのレイヤーとは
逆向きで、下に行くほど(番号の大きいレイヤーほど)上の階層になる。

 つまり、レイヤー1に動画、2に文字、3にフィルターと配置すると、
 フィルターがそれよりも下の階層すべて(1の動画と2の文字)にかかる

・レイヤーにはロックを掛けられる
 レイヤー番号の上で右クリックしてロックを選ぶ。
   ロックかけると三角マークがつく
 WS000045.jpg

・タイムライン上に配置した複数のオブジェクトを一気に移動したいとき
 →Ctrlを押しながらレイヤー番号を押すと、そのレイヤーに乗っているもの全選択
  Ctrlを押しながら範囲選択しても良い
   ※Ctrlを押したまま移動する。




【フィルターをかける】
帽子屋さんおすすめのフィルター
  色調補正
  ぼかし…全体にかけることもあれば、シーン切り替え時に使うことも
  発光…そのままでは大して変化ないけど、しきい値をいじると光があふれる
       →白いフェードとして使ったり
  放射ブラー…中央から外に向かってブラーがかかる。
        ズームイン・アウトしながらカメラが回転するようなときに使うと
        スピード感が出る
  方向ブラー…好きな方向にブラー
          左右に動く動画で横にかけたりすると効果的

・フィルターを色々使ったりすると、再生ウィンドウが重くなる。
 どんな状態か正確に知りたい時は、見たい部分を選択して出力する。


・フィルターは動画オブジェクトに直接かけることもできるし、
フィルターオブジェクトとして独立させることもできる。

 動画に直接かけたい場合
  →動画オブジェクトを右クリで出る設定画面の+をクリック
WS000046.jpg

  するとこんな感じ
WS000048.jpg
フィルタのオンオフ…右のチェックボックス
フィルタの削除…フィルタの上を右クリック→削除
フィルタの設定の保存…右クリック→現在の設定でエイリアス作成
              気に入った設定を何度も使いたい時に便利!


 フィルターをフィルタオブジェクトとして独立させるのも便利
  →タイムライン上を右クリ→フィルタオブジェクトを追加
    独立させたほうが視覚的に分かりやすい。
    また、フィルタオブジェクトより若い番号のレイヤーにある
    オブジェクト全体に効果が及ぶ


例えば、シーン切り替え時にフィルターの効果を使いたいとき
WS000051.jpg
緑色がフィルターオブジェクト。
このフィルターをかけた範囲だけ、動画本体にかけたフィルタの効果を調節したい場合は
動画オブジェの効果を変えたい部分で右クリック→中間点を入れる
すると、そこを境にして動画にかける効果を変えられる


・効果を視聴者に見せるには、最低でも10F、ハッキリ見せたいなら15Fは必要。


・アニメーション効果
動画オブジェクト・画像オブジェクトの右上の+から選べるフィルター。
いろいろな効果が公開されている。

帽子屋さんのおすすめは 
 砕け散る…破片の大きさなどは調節可能
 リール回転
 方向ブラー(音声同期)…そのままだと、画面に設定用のものが表示されたままに
               なってしまうので、設定の補助線表示をオフにして使う。
               白線の位置でしきい値を変更できる。
               これで色ずれも設定できる



【その他あれこれ】

・静止画を動画の上に重ねて、フィルターのクリッピング→上下が切れる
 その状態で移動させたり、さらにアニメーション効果をかけたりするとカッコイイ

・同じ素材を回転・サイズ変更・シルエットなど加工して重ねるのもカッコイイ

・動画でも背景でもコモンズの素材でも、何か借りるときには利用範囲をよく確認すること!
 例えば、コモンズの利用範囲設定で一番範囲が広い「インターネット上でOK」は
 勉強会で使うと範囲を超える。そのため、作者にOKをもらって使っている。

・動画素材などを重ねたら、合成方法を通常から他のものに変えてみる。
 WS000052.jpg
例えば、加算にすると明るく合成される。
それをもっと明るくしたかったら、加算にした上で発光フィルターをかける



・フィルターなどのパラメーターはCtrl+Zでアンドゥできる。
 ただし、Aviutlのアンドゥは1回しか効かないので注意。


講座用の動画がこちら。
カッコイイしとても分かりやすいです。オススメ!

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